基本情報

■1■ 参加費 

 

選手権参加:3000円 

◎大会使用生豆3種(エクアドル、メキシコ、タイ)各400g提供

◎決勝進出者へはさらに各1kg贈呈。準優勝者には各500g贈呈。

◎予選・決勝合わせての参加費。

◎参加費は、大会で使用する生豆郵送の際に同封している振込用紙でお支払い下さい。

 

■2■ 参加条件

 

◎自前の手煎り焙煎器・抽出器具など「5 参加者持参道具・備品」記載の物を持参できること。

 

■3■ 参加締切日時・人数

 

各予選会場によって異なります。詳しくは「予選・決勝日程」をご覧ください。


■4■決勝進出と大会賞

 

◎決勝進出者は各会場1名、計6名

◎大会賞:優勝、準優勝、海外ゲストが選ぶ審査員特別賞

※賞品については「大会賞・賞品」をご覧ください。 

 

■5■ 参加者持参道具・備品

 

次の物をご持参ください。

 

□生豆

 事前に参加者全員へお送りしている生豆をお持ちください。大会では予選・決勝共に50gを焙煎していただきます。生豆の選別などの下準備は事前にお済ませください。

 

□手煎り焙煎器

 「煎り上手」のようなコンロの上で、手で持って振りながら焙煎する器具をご使用下さい。市販品・自作品は問いません。机などに接触する器具(サンプルロースターのような卓上に置くようなドラム式)は、使用できません。

 

□ガスコンロ(カセットコンロ)・カセットガス

 カセットガスの残量にご注意下さい。

 

□ざるとうちわ

 冷却のため

 

□ フレンチプレス

 抽出器具は、最もコーヒーの香味を味わえるフレンチプレスに限定します。

 

□コーヒーミル

 

 

※その他にも、ご自身が必要だと思われるもの(軍手や焙煎度合いの見本となる豆など)ございましたら各自お持ちください。

 

※大会事務局からの貸出できるものも一部あります申込みフォームにその旨ご記入いただき、ご相談ください。締切は、各予選会場の1週間前とさせていただきます。数に限りがあり先着順となりますあらかじめご了承ください。 

※大会事務局からの貸出物は、それぞれの形状や状態は、参加者のご意向に添えない場合や、最適な状態が保証できない可能性があること、あらかじめご理解とご了承をお願いいたします。

 


 ■6■ 大会使用の生豆について

 

◎選手権参加者全員へ大会審査で使用する生豆

・エクアドル(インタグ)

・メキシコ(トセパン、ユネカフェなど)     

・タイ(レイジーマン)

選手参加の方へは上記3種を各400gずつ計1.2kg提供します。練習用豆・大会使用豆としてお使いいただきます。

◎大会当日は、生豆50g分を焙煎いただきます。単品でもブレンドでも参加者自身が最も美味しいと思う50gを焙煎して下さい。

◎大会当日までに、豆の選別や豆洗いなどの下準備は、事前にお願いします。


エクアドル・インタグ
収穫年度 2018年度産
品種 アラビカ種 ティピカ
精製方法 ウォッシュド
生産地の標高 1000m〜1800m
産地 エクアドル インタグ地方
生産者団体 インタグコーヒー生産者協会
生豆メモ

水分をしっかり含んでいて、インタグ地方独特のさわやかな酸味をお楽しみいただけます。深く焙煎することで、コクのある深い苦味を味わえます。

 

亜熱帯の湿気を帯びた風が、霧や雲を呼び雨がよく降る「熱帯雲霧林」。年間雨量2,000~2,700ミリ。気温20~25℃。



メキシコ・トセパン
収穫年度 2016年度産
品種 アラビカ種 ティピカ、ガルニカ
精製方法 ウォッシュド
生産地の標高 800m〜1200m
産地 メキシコ プエブラ州
生産者団体 トセパン協同組合
生豆メモ

森林農法(アグロフォレストリー)によって栽培。さっぱりとした程よい苦味が特徴のコーヒーです。シティロースト程度の焙煎で、程よい苦味とコクをお楽しみいただけます。

濃い目のコーヒーが飲みたいけれど、苦すぎるのは苦手といった方に。



メキシコ・ユネカフェ
収穫年度 2015年度産
品種

アラビカ種 ティピカ、

ムンドノーボ、ブルボン、カツーラ

精製方法 ウォッシュド
生産地の標高 1400~1500m
産地 メキシコ オアハカ州
生産者団体 Unecafe農協
生豆メモ

収穫から4年目になり、質の良いオールドビーンズとして仕上がっています。

浅目の焙煎で甘味が味わえ、深く焙煎することでさっぱりとした苦味をお楽しみいただけます。

 

程よい苦味が特徴のコーヒー。シティロースト程度の焙煎で、苦味とコクをお楽しみいただけます。 



レイジーマン・コーヒー

 

 タイのチェンマイから車で約2時間の山岳地域(標高約1100~1200m)にあるノンタオ村で、先住民族カレン族の10家族が森林農法で栽培している苦味と甘みと酸味のバランスがとれた香り高いコーヒーです。品種はカティモール、ブルボン、ティピカ。

 

 せっかく農薬を使用せずに栽培されたにもかかわらず、今年の手煎り焙煎大会で使用される生豆は、2018年5月に タイから輸出するときに農薬によって「燻蒸」されています(害虫対策のため)今年、生豆の残留農薬を検査した結果、農薬は不検出でした。

 

 生産者がそうした輸出の「ミス」によって生産意欲を落とさないよう手煎り焙煎大会委員会は、生産者をサポートしています。



■7■ 審査内容・方法について

 

<審査する内容>

◎焙煎された豆の状態(煎りムラや中までしっかり焙煎されているか、など)

◎焙煎後フレンチプレスで抽出したコーヒーの味や香り、など

 

<焙煎の条件>

◎大会用提供の3種類の豆(エクアドル・メキシコ・タイ)を使用。

◎シングルでも2種類以上のブレンドでもOK。割合も参加者の自由。

 

◎焙煎度合(ミディアム、ハイ、シティなど)も自由。


<審査の流れ>

◎手煎り焙煎道具により50gの生豆を焙煎。制限時間は30分。例えば時間内であれば2回焙煎するのもOK。 → 焙煎豆の状態を審査

◎ミルで挽き・フレンチプレスで抽出 → 香味を審査

 

*お湯について:お湯は予選主催者・会場が、参加者全員分のお湯の量を用意します。

 

*温度は90度前後で確保できるよう努めますが、多少温度が前後します。抽出前に、ご自身で温度調整いただきます。あらかじめご了承ください。

 

<審査基準>

◎焙煎後の豆の状態:10点満点

◎焙煎後フレンチプレス抽出したコーヒーのカップテスト:10点満点

 

*どの生豆を使用するかは参加者により異なるので、審査する焙煎豆は種類や割合、焙煎度合いが異なるかたちでの審査になります。

*審査員は、それぞれが同じ基準により審査するのではなく、審査員それぞれの価値観・基準にて総合的に審査する仕組みです。